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そろそろ、ほんとに、操作、うまくなりたいですね…orz
やあ、皆。ご機嫌如何かな。カーネリア聖騎士団、剣歩兵隊のクレイン=アルブレヒトだ。
何故だろうね、気が付いたら。全身赤いけむくじゃらで、喋ろうとしても「にゃー」としか言えず、背丈も随分縮んでしまって。どこかも知れない、温泉のある村に来ていたよ。
遠方出張の任務を、しかもこんな外見にならなければいけないような特殊任務を受けた覚えは、ないのだけれどね。
嗚呼、字が上手くかけないな……そうか、これが肉球か……
兎も角だ。俺は今、ユクモという村に来ている、何故かは全くわからないがね。
ここで生活している間は、セオを旦那さんとして慕い、仕えなければいけないようだ。ははッ、冗談だろう?
……冗談じゃないようだ。だが、俺は俺が認めた者にしか仕えるつもりはない。そもそも、騎士として女王陛下に忠誠を誓っているこの身で、――…ん?何を納得しているんだ。なつき度の低さ?…何なんだい、本当に。溜息も出るよ…
だが、いつまでもぐちぐち言うものじゃないな。こうなってしまったものは仕方が無い。
狩りというものに同行し、力で、技で、サポートする事。それがここでの俺の任務だ。武器がなければ話にならないのでね、さっそく。剣を……
…セオ。
これは剣じゃない。ハンマーだ。
……鹿のような生き物の角を。狩りたいのだそうだ。
なる程、ハンマーで気絶させろと。
一頻り、鹿のような生き物を気絶させて回ったよ…その後、にゃんたーくえすと、というものに出された。
ハンター、と、猫の鳴き声のニャーをかけているらしいね。なるほど、それで。俺の外見は今、猫なのか。ははッ、ふざけているのか?
この手でどうやって、武器を握っていられているのか、俺自身で理解が出来ない。
兎に角だ。
右も左もわからない内から、何やら大きなモンスターの元へ向かわされたよ…ひどい目にあった。詳しくは聞かないで欲しいね。周りにレベルの高い者たちがいて、本当に。助かったよ……
帰って来たら来たで、今度はクエストに同行。HR6、って何だい。全く判らないのだけれど、恐らくは、そうだね。
俺のような、新参者が、付いていくものでは、ないね。
気が付いたら地中にいたよ。不思議な事もあるものだね。
カーネリアの誇る聖騎士団に属しているというのに、何とふがいない…今は農場で、ずっと稽古にいそしんでいる。
セオは、緊急のアマツ…何だったかな。忘れてしまったけれど。そのクエストをクリアしないといけないらしいが、仲間たちと素材を集めに走っているよ。今日は、ティリスくんという冒険者に同行したのだとかで、随分とご機嫌だったね。あまり役に立てなかったそうだが、よく判らんな。
こうして、俺のユクモ村での生活がはじまったわけだけれど。とにかく風呂に入れられ、とにかく無茶をさせられているよ。
セオは相変わらず闘うのがヘタで、こちらとしても世話がやける。いつもパーティを組んでもらっているそうだが、随分と迷惑を。かけているんじゃないかと。
一応、これでもオトモになってしまっているわけだからね。オトモとして、この場で。礼を述べさせてもらおうと思う。
感謝しているよ。
俺もしっかりせねばならんな。筆をおいたら、鍛錬をして、よく眠ろうと思う。